子供の頃からの漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
子供の頃からアトピー性皮膚炎で、病院に行った事もあったが良くならないとのこと。漢方薬で体調を良くしていきたいと来店されました。
首・膝の裏・肘の内側がジュクついたり、体全体が紅く、痒みが酷い状態が続くそうです。
1日中、熱感が酷くなると痒みがでる事もあるそうです。
30代 男性
中国医学的に『湿熱旺盛』、『血熱食積』の状態と考えられます。水分代謝を整えたり消化などを改善していく漢方薬などをお渡ししました。
1か月ほどしますと「赤みやジュクつきがだいぶ治まってきました」と言う報告を受けました。痒みはまだ残りますが、以前と比べるとかなり痒みも治まってきているそうです。
2か月ほどしますとほとんどジュクつきは治まり、赤みもさらに引いてきている様です。胃腸の消化不良も起こらなくなってきているそうです。
3か月ほどして全身の赤みもほとんどなくなり、痒みもない状態になって来られております。服用されると体調がいいため、引き続き減量されながらお飲みとのことです。
中国医学では、皮膚の疾患は体の中から改善することが大切だといわれます。
食べた物は胃腸で消化吸収されるはずですが、皮膚炎で体調を崩しやすい方の中には胃腸の消化吸収がうまくできていない方がいらっしゃいます。
ほとんどの方が食べ過ぎていたり、体にとって不必要なものばかりが蓄積してしまう為、皮膚に出てくると考えています。
この場合は、体の中に溜まっている老廃物を体の外へ排泄していく事が大切です。
色々試したが良くならない方は是非、ご相談下さいね。多くの方が体質が改善し、皮膚の状態も落ち着いてこられる方が増えてきております。
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